SRE Kaigi 2025を開催します!

はじめに

SRE Kaigi 2025 実行委員会 委員長の井上(@syossan27)です。
この度、SRE KaigiというSite Reliability Engineering(SRE)に関するカンファレンスを立ち上げました。そして、来年の2025年にSRE Kaigi 2025を開催致します!

詳しい開催日は2025/01/26(日)で、会場は中野セントラルパーク カンファレンスにて開催いたします。開催形式についてはオフライン開催を考えておりまして、どのようなカンファレンスにするかは色々と思案中でございます。Twitter(現:X)や、当ブログでの続報をご期待ください!

何故、このようなカンファレンスを立ち上げたのか?などの経緯や、カンファレンスに対する想いを書いていきます。

何故立ち上げたのか?

SREに関するカンファレンスといえばSRE NEXTという大きな先駆者がいます。

sre-next.dev

なのに、何故新しく立ち上げるのかというと SREについて発表する場がもっと欲しい! という気持ちからです。SRE NEXT 2023のCfPについて、Chairをやられていたgr1m0hさんが発表されたこのようなスライドがあります。

speakerdeck.com

この中で採択率について触れられている箇所があるのですが、応募総数:102に対して採択数:22という結果を見た時に「残りの80個はどんな内容だったんだろう・・・?」と純粋に気になりました。
こういった、残念ながら採択されなかった発表を聞いてみたい!そのために場を作ろう!というのが立ち上げのモチベーションです。

カンファレンスに対する想い

今回開催するSRE Kaigiではテーマとして "More SRE !" を掲げています。これは先程の発表の場を増やすという意味でのMoreと、SREという取り組みに興味を持ってもらう人を増やすという意味のMoreでもあります。

SREに関しては先駆者の方々の尽力により広まったものの、まだまだ認知度が低いのではないか?と個人的に思っており、以下はメタップス社による2022年のリサーチですが、SREを知らないと答えた方が50%を超えているという結果でした。

【SREに関する意識調査】 専任のSREが在籍する企業はわずか18.7%〜自社にSREがいない理由、「転職市場にSRE人材が少ない」が73.1%で最多〜 ー 株式会社メタップスホールディングス

この状況に対して、微力ながらカンファレンスを立ち上げることで何かしら寄与できないか?という想いがあります。
単純にカンファレンスが一つ増えるだけでも「SREなるものが盛り上がっているぞ?」と知らなかった人にもリーチ出来る可能性が増えそう、という狙いです。そうして興味を持った方が、カンファレンスに参加してSREを学び、現場で活かすことが出来るような状況が生まれれば最高です。

またオフライン開催についてですが、これはSREにとって重要なスキルでもある "対話" をカンファレンスで活かすことができないだろうか?ということを試したく、オフライン開催としました。
昨今ではオンライン開催が用意されることが当たり前となってきましたが、敢えてオフラインならではの"面白み"がもっと再評価されて欲しいと思っています。(有名なものでは「カンファレンスの廊下」がありますね) そのための企画なども思案中ですので、お楽しみにお待ち下さい。

さいごに

このような想いのもと開催されるSRE Kaigiですが、初めての開催ということで不手際などあるかもしれませんが、参加者の皆さまが「参加して良かった!」となってもらえるカンファレンスとなるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします🙇‍♂

まだ開催まで半年以上先ですが、応援よろしくお願いいたします!